一級建築士製図試験作図スピードアップ方法(2)壁と開口部

一級建築士製図試験作図スピードアップ方法(2)壁と開口部

一級建築士製図試験で受験生が書く壁の実物画像

一級建築士の製図試験は時間との戦いですが、ただ手を速く動かすだけでは時間内に図面を完成させるのは難しい試験ですよね。

今回は作図スピードアップ方法の第2回目です。

壁と開口部の描き方をテーマに進めていきたいと思います。

今回は壁と開口部を描きますが、壁と開口部を描く前に、柱を描くんです。

柱については前回の記事でやりましたので、まずそちらを読んでからこの記事を読んで頂くと効率が良いと思います。

  • 一級建築士製図試験の壁と開口部の描き方
  • 一級建築士製図試験の壁と柱は交差させる
  • 一級建築士製図試験の壁は過度に包絡を気にしない

一級建築士製図試験作図スピードアップ方法(1)補助線と柱



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一級建築士製図試験の壁と開口部の描き方

柱を描き終わったら、壁と開口部を描きますよね。

その前に、開口部って何かというと、

窓です。

また、室内のドアもここでは開口部といいます。

壁に穴が開いている部分ということです。

壁を早く描く方法は、手を早く動かすっていうことではありません。
むしろ手はできればゆっくり動かすほうが綺麗に描けます。

ポイントとなるのは手順です。

今からご紹介する手順によって早く仕上がるようになります。

さっそくその手順を見ていきましょう。
 
 
(1)壁の補助線を書く

kabe1

柱の補助線は書かなかったのに、壁の補助線は書くんですよ。
エスキス図を見ながら壁の補助線を書きます。
シャープペンは0.3mmの太さのもので書くと良いと思います。
筆圧は弱めにしましょう。
ただし、薄すぎると本番のエスキス用紙の方眼の濃さに負けてしまって見にくいので、押さえつけ無い程度にちょっとだけ濃く書く感じです。
 
 
(2)室名を書く

kabe2

もう室名を書きます。
後でまとめて書くと思っている方が多いとおもいますが、補助線を引いたらまず室名なんです。
室名を書くことでエスキス用紙を見る必要がなくなって効率良く壁が描けますよ。
壁がくる場所が分かっていれば、文字を書いても支障ありません。
食堂やラウンジに置くテーブルと椅子の場所だけ
 
 
(3)外周部は薄く複線を引く

窓がくる部分です。
当然壁もありますが、全周グルリと複線を引きます。
 
 
(4)開口部を描く

kabe6

ドアと窓の中心に垂直線を書きます。
ドアの場合は中心線の両側に壁のエンド線も書きます。
小の字のような感じです。

※柱の近くのドアには袖壁ができたりしますが、フリーハンドで描きましょう。
時間短縮のためです。
 
 
(5)壁を描く

0.5mmのシャープペンで、濃さは2Bの芯で描きます。
補助線の両側に、シャープペンの芯1本分くらい開けて線を引きます。
 
 
(6)ガラスを描く

壁では無い部分の薄い複線の真ん中に濃く単線を引きます。

kabe3

このあと歩行距離や切断位置、テーブル、庇(2階)等を描いて平面図はほぼ完成です。
 

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一級建築士製図試験の壁と柱は交差させる

一級建築士製図試験中はとにかく時間が足りません。

当然急いで描くので図面が雑になりがちです。

ちょっとした描き方の違いで、同じ雑な仕上がりでも採点者の印象度に違いが出ます。


良い印象=柱の線に壁の線が交差している

悪い印象=柱に壁の線が届いてい無い

 
同じように急いでいても交差したり届かなかったりしますよね。

届かないよりは重なる方向で描きましょう。

kabe4

重なっているほうが印象度がいいようです。
 
 

一級建築士製図試験の壁は過度に包絡を気にしない

まず「包絡」とは、交差した壁が一体的になるようにすることですが、過度に包絡を気にして何度も消して書き直していると時間を浪費してしまいます。本試験では壁の包絡はあまり気にしないようにしましょう。

柱と壁のように、壁同士も多少重なっているくらいのほうが勢いがあって良いという印象になるようです。

kabe5

何度も直した結果線がお互い届いていなくて印象度が下がるなんて悔しいですよね。
 
 

この手順でやってみて、ガラスと壁の順番が逆のほうが良かったら逆でやってみてください。

とにかく、いつも同じ工程順で描くことを心がけましょう。
 
 
参考記事を作りましたので、参考にしてみてください。

▶︎一級建築士試験の難易度は?問題や日程は?製図の独学は可能?

▶︎一級建築士製図試験エスキス手順!スピードアップのコツも!

▶︎一級建築士試験の記述(計画の要点)対策!構造・設備のコツ

▶︎一級建築士製図試験作図スピードアップ方法(1)補助線と柱

▶︎一級建築士2015設計製図試験課題対策!設備や構造のコツは?

▶︎一級建築士2015製図試験で合格するエスキス手順!時間配分も
 
 
手順を確立して本番はいつも通りの作図ができるようにしましょう。



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