一級建築士製図試験2015結果から合格図面は?2016年の対策も

一級建築士製図試験2015結果から合格図面は?2016年の対策も

一級建築士試験2015に出題された基準階のある集合住宅の画像

2015年10月11日に行われた一級建築士製図試験の合格発表が12月17日にありましたね。

一級建築士製図試験2015年結果からみる試験の考察と2016年度の試験対策について調べてみました。

  • 一級建築士2015の試験結果からみる考察
  • 2016年度の対策


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一級建築士製図試験2015の試験結果からみる考察

2015年度の一級建築士製図試験の課題は「市街地に立つデイサービス付き高齢者向け集合住宅(基礎免震構造を採用した建築物である。)」でした。

2015年に限ったことではありませんが、この試験で言えることを挙げてみます。

(1)課題による有利不利はない

当然ですが、誰にとっても初めての課題ですから、ほとんど有利とか不利はないと言えます。

細かい部分では設問の理解度などが違いますが、試験の合否に影響するような差はないようです。

例えばデイサービスの設計をしたことがある人が有利かといえばそうでもないのです。
 
 
(2)良いプランを作ることが最優先ではない

今回合格した人と不合格だった人へのインタビューで分かったことは、良いプランではなくても受かる試験であるということです。

今回の課題では東側道路が歩行者天国になっていましたよね。

合格した人の中には、歩行者天国に面してサービス駐車場を計画した人もいました。

また、屋上庭園が要求されていました。

屋上庭園は当然南側に計画したいところですが、南に面して住戸の開口部がありますからちょっと計画しづらいんですよね。

ところが素直にプランニングしていくと自然と北側庭園になっくるため北側に計画した人が多かったようですが、当然北側でも合格しています。

一級建築士の製図試験のセオリーでは南側に重要な室等を計画することを優先していますが、実際には計画する方位はさほど重要ではないと言えそうです。
 
 
(3)建築物として成り立っていることが重要

プランの良し悪しでは合否は決定しないと述べましたが、重要なところはどこかというと、建築物としてきちんと構造的に合理的に出来ていて法規もクリアしていることです。

非常識でなければある程度突飛なプランニングでも大丈夫なのです。

ただ、本番で頭が真っ白になるほど緊張してしまうと、どれが非常識なプランニングなのかが分からなくなってしまうそうですから、緊張しても焦らないことが大事ですね。
 

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一級建築士製図試験2016の対策

2016年の製図試験の対策ということで、2015年試験と共通事項として何が言えるでしょうか。

それは、今回不合格だった人の大半はエスキスに時間がかかりすぎて、作図時間が足りなかったために焦って面積表を間違えたり、エスキスで考えすぎて余計に変なプランを作ってしまった、あるいは時間が足りない為に完成できなかったという人です。

それらを改善するためにはエスキスの時間をどうやって短くするか、が重要と言えそうです。

ではどうしたら良いのでしょうか?

エスキスをする際に方眼用紙の1コマを1グリッドでプランニングする行程がありますよね?

「え?なにそれ」と思う方はこちらの記事を参考にしてみてください。

参考記事のリンク
▶︎一級建築士製図試験エスキスの裏技!基準階の階段がポイント

▶︎一級建築士2015製図試験で合格するエスキス手順!時間配分も
 
 
その際、普通なら「こんなプランじゃダメだ」と思いそうなプランがいくつか出来ると思います。

「もっと良いプランが出来るはず」と思いながら更にプランニングを進めますよね。

その時に出来るダメなプランが実は合格プランだったりします。

それをキープしつつ、良いプランを作ろうとちょっとだけトライして、すぐに作るのが無理そうなら、さっきできたダメなプランを採用して1/400図面を作るんです。

きっと素早く描けますよ。

実はそれが合格図面なのかもしれません。

ですから、ダメなプランだからって捨てずにキープしましょう。

リミットを決めて、それまでに良いプランが出来なかったらダメプラン採用!

それが現時点で言える対策です。

ずっと良いプランにこだわって作図時間がなくなるよりずっと合格に近づきます。

合格する人の多くがそうしているとも言えます。
 
 


以上、

  • 一級建築士2015の試験結果からみる考察
  • 2016年度の対策

の内容でお送りしました。

今回不合格だった人も、来年初めて受けるという人も、まだまだ時間はありますが、既に10ヶ月を切っています。

どんな課題が出ても厳しい試験には変わりありません。

また一緒に最新の合格手法を学んで行きましょう!



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